1996-07-08 ◆<星>グラクソ・ウェルカム、過剰生産設備削減 【シンガポール】英国の医薬品会社グラクソ・ウェルカムは、昨年のウェルカム社買収に伴い生じたアジア太平洋地域の過剰生産設備の整理を進めている。 ケン・ウィンドル取締役(アジア太平洋地域)がグラクソ・ウェルカム/EDB(経済開発局)人材開発計画下の奨学金授与式後語ったところによると、既にニュージーランドの工場を売却した同社は目下インドネシアの工場の売却を計画、オーストラリアの1工場も閉鎖する方針だ。シンガポールには潰瘍治療薬Zantacの原料となるranitidine塩酸塩の2億4000万Sドルの製造工場と、その他の4種類の薬品原料を製造する2億5000万Sドルの多目的工場が存在するが、シンガポールにおける投資を縮小する計画はなく、その実昨年は新プラントの建設と既存プラントの拡張に1億2500万Sドルを追加投資した。またシンガポールでは基礎研究もスタートしている。この他、インド、中国や他の主要な新興市場への進出も計画されており、各プラントの一層の専門化が図られる。(BT:7/6)