1996-07-09 ◆<星>マルチメディア企業受難時代? 【シンガポール】シンガポールが生んだ世界的サウンド・カード企業クリエイティブ・テクノロジーが波状的な危機に直面した際、アナリストらは、「問題を抱えているのはクリエイティブであり、マーケットではない」と語っていたが、クリエイティブと共に世界のサウンド・カード市場の95%以上を支配するアズテク・システムも予想外の大型損失を報告するに至って、業界全体が困難な時代に直面していることが浮き彫りになった。 証券アナリストらは、クリエイティブやアズテクあるいはIPCコープのような小規模なマルチメディア企業はコンピューター市場が調整期を迎える中で窮地に立たされていると語る。基本的に市場は成熟期を迎えており、商品の寿命は短く、マージンは極めて薄くなっている。ロイター社によれば外国証券会社はクリエイティブ、IPC、アズテクのような銘柄は回避するよう投資家に勧めており、こうした企業がトンネルを抜け出す兆候は全く見られないと言う。(BT:7/8)