1996-07-23 ◆<馬>パーム油価格、向こう6カ月低レベル持続 【クアラルンプル】国内パーム油産業のファンダメンタルとテクニカル指標は向こう6カ月低調な価格水準が持続することを示している。 マレーシア食用油製造業者協会(MEOMA)のトー・パンフアット会頭が先週土曜の年次総会後語ったところによると、クアラルンプル商品取引所(KLCE)のパーム原油価格は過去2カ月間に250Mドル下降し、トン当たり1023Mドルの水準となっている。在庫は100万トンを超える状況で、年内は需要回復の見通しが立たない。市況の軟化は、複数の原因に起因するが、今年上半期には中国向け輸出が低調に推移した。同期の対中出荷は48万1108メートル・トンと、昨年同期の72万1422メートル・トンを24万314トン下回った。中国市場におけるソフト・オイルの大量供給と低価格で、中国向け輸出が年内に回復する可能性はない。また過去数カ月中国は大豆油の輸入を拡大している。この他、インドネシア産パーム油が輸出税の引き下げで国際競争力を増している。インドネシアのパーム油輸出税は8月には10米ドル以下に下降する見通しだ。またマレーシアのパーム油生産も今年はピークに達する見通しと言う。(MBT:7/27)