1996-08-08 ◆<星>依然増産/雇用も拡大:シーゲート幹部 【シンガポール】ディスク・ドライブ(HDD)製造のシーゲート・テクノロジーは、需要不振で減産を余儀なくされ、雇用も凍結しているとの噂を否定した。 アジア太平洋地域販売マーケティング担当のジョアル・ステッド副社長によると、同社はハイエンド/ポータブル製品を増産しており、これはローエンド製品の減産を上回っている。また、シンガポールの従業員は2月のコナー・パリファラルズの吸収合併前の両社合計1万6000人から現在の1万8000人に、世界的にも同7万5000人から8万6000人に増加している。シンガポール工場はポータブル・パソコン(PC)用HDD、デスクトップPC用の1ギガバイト(Gb)、1.2Gb、2GbのHDDの一部、さらにハイエンドHDDのほぼ全てを製造しており、ポータブル用と1.2Gb以上のデスクトップ用HDD、ハイエンドHDDは「品不足」のため増産中だ、これらハイエンド製品の生産高は、流通段階で過剰が生じている1Gb以下のローエンドHDDの減産分を上回っている。現在、市場で最も好調なのは1.2Gbだが、年末までには1.7Gbに移行するものと見られる。 シーゲートは3月末以来、同社とコナーの流通業者をこれまでの10社から2社に削減した。この2社はパワーマチック・データ・システムズとCMSで、両社は技術/アフターサービス/財務面で評価され、シーゲートのディストリビュータとして残った。 PCの世界的不振が取りざたされていることについて、ステッド氏は、欧州でいくらか減速しているものの、市場の先行きは依然として良好と楽観するとともに、コンパック、IBM、インテル、マイクロソフトの予想以上の業績にも市場の拡大が反映されていると語った。(BT:8/7)