1996-08-14 ◆<星>カム、仏企業とS$2億HDD請負製造契約 【シンガポール】シンガポール証取(SES)上場の精密エンジニアリング会社CAMインターナショナル・ホールディングズはフランス企業ギガストーリッジ・インターナショナルと、後者のために向こう3年間に800万ユニットのディスク・ドライブ(HDD)を製造する契約を結んだ。 カムは同契約の下、1996年第4四半期に5万台、1997年に150万台、1998年に300万台、1999年に350万台を製造、その後は12カ月ごとに自動的に契約が延長される。年間売上1億5000万Sドル、利益1000万Sドルのカムにとって、年間2億Sドルを超える収入が期待できる大型契約だが、シーゲートやクアンタムなど少数の大手が支配するHDD市場にあって、ギガストーリッジは無名な上、3.5インチが主流の時代に5.25インチを製造することに懸念を表明する向きもある。目下主要メーカーの中ではクアンタムだけが、5.25インチ・ドライブ市場への回帰戦略を採用しているが、同戦略が成功するか否かは明らかでない。また生産地はコスト上昇で電子企業の撤退の動きも出ているペナンになるもようだ。カムのペナン工場は現在、HDD部品のスピンドル・モーターを製造している。昨年、シーゲートとクアンタムだけで合計5000万台のHDDを製造しており、ギガストーリッジの目標は小さめだが、新参HDDメーカーにとっては野心的な数字と言える。(ST,BT:8/13)