1996-08-14 ◆<泰>セメント業界、需要低迷で競争過熱 【バンコク】タイ・セメント製造業者連盟(TFCM)は、今年の国内セメント需要の伸びを当初18%と予想していたが、国内経済及び不動産市況の低迷から13%に下方修正した。 昨年の国内セメント需要は前年比14.8%増の3330万トンで、上記の予測成長率からすれば、今年の需要は3780万トンと見込まれる。これに対して国内製造能力は4143万トンに達する見通しだ。これにはサイアム・セメントの1750万トンの製造能力が含まれているが、同社は10月にはナコン・スリ・タマラート省の年産20万トンのキルンをオープンする。こうしたことからセメント業界の競争が過熱、輸出市場の開拓も図られる見通しだが、海外の需要も芳しくない。サイアム・セメントによると、こうした供給過剰は2000年まで持続するものと見られる。しかし同時点で需給が均衡することから同社は2000年にはサラブリ省のプラントの製造能力を現在の年間1730万トンから2320万トンに拡張すると言う。(BD:8/13)