1996-08-29 ◆<星>政府、3研究所設け長期的R&D事業推進 【シンガポール】シンガポール政府は国際的な技術競争に勝ち抜く狙いから1億3000万Sドル以上を投じ国立シンガポール大学(NUS)に3つの研究所を新設、長期的な研究開発(R&D)プロジェクトを推進する。 NUSのリム・ピン副総長によると、これらの研究所とは“データ・ストーリッジ・インスティテュート(DSI)”、“インスティテュート・オブ・マテリアルズ・リーサーチ・アンド・エンジニアリング(IMRE)”、“メディカル・インフォマティクス・プログラム(MIP)”。DSIはハード・ディスク・ドライブ産業関連の研究を手がけ、ロー・テクセン教授が主任を務める。国家科学技術局(NSTB)が建物の建設に3000万Sドル、向こう3年間の研究活動に5500万Sドルを補助する。DSIの前身はマグネチクス・テクノロジー・センター(今年4月まで)で、引き続きケントリッジ・キャンパスを拠点とする。IMREはプラスチック、化学品、半導体等の材料の調査を手がけ、やはりNSTBが約5000万Sドルを補助する。MIPにはNSTBと教育省が660万Sドルを補助、医師、科学者、エンジニア等が共同で情報技術(IT)を用い健康関連プロジェクトを進める。リム氏は27日催されたNUS卒業式の席上、これらの研究活動はNUSの国際的な名声を高めるだろうと期待を表明した。(ST:8/28)