1996-09-02 ◆<馬>パッカード・ベル、ペナンに工場建設決定 【シンガポール】米国大手PC(パソコン)メーカーのパッカード・ベルはアジアにおける製造拠点の候補地としてシンガポールとペナンを比較検討してきたが、結局後者を選択したようだ。 パッカード・ベルは半島部バターワースに隣接したプライ・インダストリアル・パークの8万平方フィートの施設を2年契約でリース、来年1月から年間15万台のPCを製造する。リース期間満了後同社はカスタム・メードの恒久工場に移転する。同工場は2000年までに年間100万台のPCを製造することになる。同工場の建設費は1000万~2000万Mドルと見積もられている。シンガポールではなく、ペナンが工場建設地に選ばれた最大の理由は、シンガポールに比べ3分の1の土地コストと2分の1の人件費と見られ、また最近の電子業況不振で、労働市場の逼迫が緩和され、賃貸料が下降したことも、選択を容易にしたようだ。 同社のアジアにおける製造計画はパッカード・ベルのゼニス・データ・システム買収、それに続くNECのパッカード・ベル買収等で1年以上にわたり遅延していた。(ST:8・31)