1996-09-04 ◆<星>労働市場逼迫に関わらず賃金停滞:RDS 【シンガポール】シンガポールの労働市場は依然供給が逼迫しているにも関わらず、賃金水準は全般に停滞しており、一部の職種には激しい上下変動も見られる。 レミュナレーション・データ・スペシャリスツ(RDS)が最近実施した今年第1四半期の企業求人調査によると、労働力総需要に占めるテクニシャンの比率は昨年第4四半期の17%から今年第1四半期の24%に拡大したにもかかわらず、今年第1四半期の平均年間給与は昨年第3四半期から僅か390Sドル上昇したに過ぎず、しかも各種手当てや固定ボーナスも含めたベース・サーラリーは1710Sドルの下降を見た。会計担当事務員の年間基本給与は今年第1四半期の3カ月間に488Sドル上昇して1万4788Sドルとなったが、1年前と比較するとわずか160Sドルの上昇に過ぎない。一般事務員、シッピング・アシスタントの年間基本給与も停滞している。カスタマー・サービス・アシスタントの年間給与は今年第1四半期までの1年間に1万1000~1万4000Sドルの範囲で激しく変動し、今年第1四半期には前期の1万4300Sドルから1万1000Sドルに下降した。今年第1四半期の労働力需要のトップは不動産業界で、次いで化学品、電子、商業などとなっている。(BT:9/3)