1996-09-04 ◆<馬>サバ州政府、年間投資M$20億予想 【コタ・キナバル】向こう5年間毎年少なくとも20億Mドルの投資を見込むサバ州政府は、木材、パーム油の下流部門を振興するとともに工業団地を設けて鉄鋼業や油脂化学を含む工業投資の誘致に力を入れる。 東ASEAN成長地域の一角を成し、マレーシア政府が最近工業化の重点地域に指定したイースタン・コリドーにも含まれるサバ州の潜在性が投資家の注目を呼んでいるが、同州のタム・ニップシェン副首席大臣は国営通信ブルナマに、伝統的一次産業への依存を軽減するため下流部門を振興する必要を指摘した。同氏によると、木材部門では、家具製造等が振興される。また高品質な家具や建材の製造に適した、成長の速い品種の植林が奨励される。油椰子の栽培面積は5年前の40万haから75万haに拡大したが、今後5年間には100万haに拡大される。州政府はサンダカンに油脂化学工業団地を設けて、下流部門の成長を促進している。この他、多彩な文化的伝統を生かしたソフトウェアー産業の育成も計画されている。例えばペナンではテレビジョンが生産されているが、サバ州はテレビ・プログラムの制作を目指すと言う。電気・電子エンジニアのタム氏(38)は観光・環境開発担当行政議員、サバ州都市開発公社の会長も兼務している。(STAR:9/3)