1996-09-07 ◆<馬>イノコム、バン/軽トラック市場独占目指す 【クアラルンプル】マレーシアの国産バン/軽トラック製造会社インダストリ・オートモティフ・コマーシアル(M)Sdn Bhd(Inokom)は向こう5年間に国内商用車市場における独占的地位を築く計画だ。 ブルジャヤ・グループが35%、コプラシ・ポリス・ディラジャ・マレーシア子会社のプスマルズ(M)Sdn Bhdが30%、ヒュンダイ・モーターSdn Bhdが5%、フランスのルノーが15%、韓国のヒュンダイ・モーターが15%出資するイノコムの払込資本は1億Mドルで、ルノー・トラフィック・バン及びヒュンダイ・ポーター・トラックを原型とした積載量1トンの商用バンと1.5トンの商用トラックの製造/流通/販売を手がける。パートナー各社は6日、関係合弁契約に調印した。 イノコムのイクマル・ヒシャムディン上級課長によると、バンは来年10月に売り出され、当初同じカテゴリーの30%、2001年までには75%のシェアを占める見通しだ。また1998年半ばの発売が予定されるトラックは、当初10%、2000年までに50%のシェア獲得が目指される。目下商用車は国内自動車市場の25%のシェアを占めているが、同比率は今後拡大が予想されている。イノコムは1億Mドルを投じてクダ州のクリム・インダストリアル・ゾーンに当初年産2万台の工場を建設中で、工場は今年末には稼働する。バンはエンジンの背後に運転席が設けられ、正面衝突の際の安全性が確保されているが、新安全基準が施行されると既存のバンはマレーシアの路上を走行できなくなる。新国産車はヒュンダイ・モーターSdn Bhdとヒュンダイ/ルノーから新たにフランチャイズシップを獲得したQuasarキャリッジSdn Bhdにより販売される。(NST:9/6)