1996-09-10 ◆<馬>モトローラ、PCモデム・カードに照準 【クアラルンプル】目下アジア・モデム市場の20%のシェアを握るモトローラは向こう数年間に同領域における独占的地位の確立を目指す。 PCモデム販促のためクアラルンプルを訪れたモトローラ移動通信部門のボブ・ライボウィッツ重役(MD)によれば、ビデオ・テレコンファンランス機能を有するノートブックPC(パソコン)を望む者は遠からずこうした製品を手にすることができる。同社が1997年に発売予定の新モデムはノートブックPCにこの種の機能を発揮させるだけでなく、テレゲームやワイアレス・コミュニケーションを可能にする。同社の新製品は毎秒10フレームの画像を転送できる。ムービーを見るには遅すぎるが、1本の電話回線で通話しながら、データの送受信を行い、例えば1枚のスプレッドシートに互いに修正を加えたりすることができる。また子供は友人と電話しながらコンピューター・ゲームを楽しめ、テクニシャンは顧客のPC障害等に遠隔診断や修理サービスを提供できる。モトローラのモンタナ・カードはワイアレス機能を有するが、1997年にはGSM(グローバル・システム・フォー・モービル・コミュニケーション)機能を備えたモデムが普及する見通しだ。同社はPCモデム・カードに照準を合わせており、品質、信頼性、名声とともに、競争力ある価格で同市場を開拓する計画と言う。(MBT:9/7)