1996-09-18 ◆<星>NOL、半期に43%減益、合併も 【シンガポール】今年6月期半期決算で純益を43%下降させたシンガポールのナショナル・キャリアー、ネプチューン・オリエント・ラインズ(NOL)のリム・ハウテック重役(副CEO)は16日、マレーシアン・インターナショナル・シッピング・コープ(MISC)との合併の可能性に関して「もし馬が合い、経営哲学を共有するなら合併してならない理由はない」と語った。 NOLの半期純益は1020万Sドルに後退したが、同期の利益にはコンテナ船2隻の売却に伴う1710万Sドルの収益も含まれており、NOLは中核ビジネスのコンテナ輸送でも損失を被ったことが窺える。同社は減益の理由として過当競争に伴うコンテナ運賃の下降を指摘した。一層の運賃の値下がりは予想されないものの、景気の回復には2~3年を要するとしている。6月期半期売上げは1%増の9億3720万Sドル、営業利益は5%減の1億4950万Sドルで、1株益は2.53セントから1.41セントに下降した。 リム氏の先の談話は、先週発表されたオランダのネドロイドと英国のP&Oの合併を巡ってマスコミの質問に答えたものだが、ネドロイドとP&Oの合併のグランド・アライアンス(NOL/P&O/Hapag Lloyd(ドイツ)/日本郵船)に対する影響も懸念されている。加盟各社は同アライアンスに多額の投資を行っており、NOLのルア・チェンエン重役(CEO)は「P&Oが同盟から離脱するか、ネドロイドをメンバーに迎えることになるのか、依然明らかでない」と語った。ネドロイドはアメリカン・プレジデント・ラインズ、三井OSK、オリエント・オーバーシーズ・コンテナ・ラインズとグローバル・アライアンスを組織している。(ST,BT:9/17)