1996-09-25 ◆<星>ゴールドトロン会長、4.8%シェア売却 【シンガポール】シンガポール証取(SES)上場のテレコミュニケーション/エレクトロニクス企業ゴールドトロンのオン・スンキアット会長は23日、1820万株(総発行株式の4.8%)のゴールドトロン持ち株を1株0.90Sドルで売却、持ち株比率を23.9%から19.12%に引き下げた。 市場にはバイヤーはゴールドトロン取締役も務めるマレーシアのビジネスマン、モクザニ・マハティール氏ではないかとの噂が流れている。マハティール首相の次男モクザニ氏は先月もオン氏から1500万株(3.9%)をやはり1株0.90Sドルで買い取っている。しかしモクザニ氏はマスコミのインタビューに「そのような取引が行われたのは気づかなかった。自分は3.94%のゴールドトロン持ち株を登録しているだけだ」と述べ、今後ゴールドトロン株を買い足す可能性に関しては「まあ様子をみて」と言葉を濁した。ゴールドトロン株はここ数週間に7ブロックが取引され、その度にバイヤーはモクザニ氏と噂された。アナリストらも誰かがゴールドトロン株を買い集めていると観測している。しかし大蔵省商事調査局(CAD)の捜査説や財政難説もあって、同社株価は1株0.90Sドル・レベルを保っている。ゴールドトロンはこうした噂を強く否定している。モクザニ氏(35)はクアラルンプル証取(KLSE)上場のトンカ・ホールディングズを拠点に金融、製造、ヘルスケア領域に事業網を拡大、運輸業界で頭角を現した兄のミルザン・マハティール氏(37)とともにその活躍が注目されている。(ST,BT:9/24)