1996-10-05 ◆<星>科学技術局、電気自動車産業の振興検討 【シンガポール】国家科学技術局(NSTB)は電気自動車周辺装置に関わる支援産業の振興に強い関心を抱いている。 NSTB幹部によると、同局は電気自動車そのものよりも、キー・コンポーネントやモジュール、例えば先端的バッテリー・システム、パワー・エレクトリクス、エネルギー・マネージメント・システムに関心を抱いており、これらの技術がシンガポールで開発され、商業化されるなら、同局はこれを支援する。自動車エレクトロニクスは大きな潜在性を有する成長領域で、同局は取り分けシンガポール企業が電気自動車の限界領域に取り組むことを望んでいる。これらには短い走行距離、長い充電時間、低速度、ハイコスト等が挙げられると言う。 一方、ジェネラル・モーター(GM)の当地幹部は、シンガポール企業はカー・メーカーとの密接な協力の下にこの種の研究を進めるべきだと指摘する。現在シンガポールではGM傘下のデルコ・エレクトロニクスがただ1社この方面の研究を大規模に手がけている。自動車電子市場は現在の200億米ドルから向こう10年間に330億米ドルに拡大する見通しで、電子産業の新たな成長領域と言う。(BT:10/4)