1996-10-08 ◆<星>パッカード・ベル、EDBと投資問題協議 【シンガポール】パッカード・ベルNECは依然マレーシアにおける製造拠点構築問題に関する最終決定を下しておらず、またシンガポールにおける投資計画に関して当局と協議を続けている。 パッカード・ベルのリム・フアットセン副社長(アジア太平洋地域担当主任)はBT紙に対して、「ペナン州に工場を設けることは内定しているが、未解決な問題が存在し、状況は依然変化する可能性が有る」と語った。しかしペナン州当局者は「州政府にとっては既に決着した問題」とコメントしており、リム副社長が指摘した未解決な問題とは、州政府サイドではなく、中央政府サイドとの問題のようだ。パッカード・ベルは当初シンガポールへの工場進出に傾いていたが、NECとの合併で大幅な製造能力の拡大が必要になったことから、最大30分の1のコストで土地が手に入り、将来の拡張も容易なマレーシアへの進出を決定した。一方、リム氏によると、同社は目下シンガポールの経済開発局(EDB)と交渉を続けており、シンガポールにおけるある種のタイプの投資は依然可能と言う。同氏は投資計画の具体的内容は明らかにしなかった。(BT:10/7)