1996-10-08 ◆<馬>マー・シン、来年よりイタリア製の単車製造 【スグイ・ブシ】イタリア製モーターサイクル“Aprilia”のマレーシアにおける独占流通権を有するGentaliグループSdn Bhd子会社のGentaliモーターの60.5%権益を最近買収したマー・シン・グループBhd(MSGB)は、来年年央からオートバイの製造に着手する計画だ。 MSGBのリョン・ホイクン重役(MD)によると、同社は昨年イタリア企業Piaggio Vescoli EuropeiとVespaスクーターをマレーシアで合弁製造する契約を結んだが、同プロジェクトはある種の領域における意見の相違から破談した。しかし同社は依然としてマレーシアにおけるオートバイの製造権を有することから、Apriliaのフランチャイズ権所有者のGentaliと提携した。両社はさらにプレスティッジ・グリーナリSdn Bhdを設立、スラゴール州スパンのマー・シン・インダストリアル・パークに工場(敷地4ha)を設け、Apriliaの製造に着手する。同社は年間3万~4万台を製造、国内市場の10%のシェア獲得を目指す。売上は当初の1億Mドルから5年内に3億Mドルに拡大する見通しだ。ヤマハ、スズキ、カワサキ、及び国産モデナスとの競争が予想されるが、目下国内市場の80%はカブで占められており、これに対して同社は異なるセグマントの125~250ccのオートバイ/スクーターを製造する。他社も同市場に進出を図るものと見られるが、スポーティーで、スタイリッシュなApriliaは多少値段は嵩むが、益々増加する富裕なマレーシアン・カップルの好評を博するものと見られると言う。(STAR:10/7)