1996-10-12 ◆<馬>ペナン拠点電子企業、競争力低下で対策協議 【ペナン】マレーシアのシリコン・バリー、ペナンの電子企業7社の幹部は最近非公式グループを組織、世界的な電子業況不振に抗してペナンの競争力を補強する戦略を協議している。 シーメンス・セミコンダクターSdn Bhdのヤップ・ペンフイ重役(MD)は、「我々は自分自身を世界のトップと見なすことができるか、もしできないなら、何らかの措置は講じられないか」と言った点がグループの共通の関心事と語った。25年に及ぶ産業基盤、訓練された労働者、比較的整備されたインフラを背景に、ペナンは域内電子産業のセンターになっており、最近はPC(パソコン)メーカーのパッカード・ベルもシンガポールではなく、ペナンに製造拠点を設ける方針を決めた。しかし、賃金の上昇で近隣のタイ、ベトナム、中国、インドに比べ競争力を弱めている他、頻発する停電等の問題も存在する。新たに組織されたシンクタンクのメンバーは6週間に1度会合し、各種の問題を協議するが、48-60%の転職率、10-15%の賃金上昇率、工業用地の不足等も協議の対象にされる見通しだ。(ST:10/11)