1996-10-14 ◆<馬>ピチャ、一部上場目指し1320万株公開 【クアラルンプル】クアラルンプル証取(KLSE)一部上場を目指し、1320万株を1株1.90Mドルで公開したベンチャー・キャピタル会社ピチャ・コープ(M)Bhdのスタッフは僅か22人と小規模だが、税引き前利益は91年の665万Mドルから95年の1700万Mドルに年率26.5%の成長を見ている。 アブドル・アジズ・モハド・フサイン重役(MD)によると、プライベート・インベストメント・カンパニー・フォー・アジア(PICA)の完全出資子会社として1973年に創設されたPica(ピチャ)の資本金は同氏が舵取りを引き受けた1982年当時も僅か130万Mドルで、それまでほとんど収益も上げていなかった。その後は今日までずっと利益を計上しているが、その理由はベンチャー・キャピタルとは言いながら、リスクの大きなベンチャーにはあまり手を染めず、経営基盤の確立した企業に対するメザニン・ファイナンスを主に手がけてきたため。この種のファイナンスはリスクが少ない上、持続的で安定した収入が見込める。また最近は顧問業も手がけており、今日こうした安定収入が年間少なくとも200万Mドル、総収入の40%を占める。残りの60%が投資収入となっている。また国内業務が営業額の80%、海外事業が20%を占めている。スタッフが限られていることから、多くの取引を手がけることは不可能で、100万Mドル以下の事業は手がけず、できれば1000万Mドル以上のものに集中する戦略を採っていると言う。(MBT:10/12,SEAnews10/8号参照)