1996-10-15 ◆<星>尖閣列島問題に中立維持:副首相 【蘇州】釣魚島(尖閣列島)問題は中国、台湾、日本の間の領土紛争であり、シンガポールにはいずれか一方を支持する考えはない。国際法/海洋法に基づく平和的解決が図られることを望んでいる。 中国を訪問中のリー・シエンロン副首相は蘇州における記者会見の席上、日本人記者の質問に対して以上の姿勢を明らかにした。同相によれば、台湾及び香港には反日の動きが高まっているが、中国にはそうした動きが見られない。この点からも、中国の慎重な姿勢が窺える。中国は対日関係の重要性を理解し、また日本が引き続き中国に投資するよう望んでいる。従って釣魚島事件は日本の対中投資には影響を及ぼさない。中国と台湾の間の紛争は、釣魚島を巡る中国と日本の紛争より深刻だが、両者は依然として経済関係を維持している。先頃、江蘇省を訪れた李鵬首相は、わざわざ昆山に赴き台湾人ビジネスマンに引き続き中国への投資を求め、台湾投資の保全を保証した。こうした点からも中国の冷静かつ慎重な問題処理の姿勢が窺えると言う。(ST,LZ:10/14)