1996-10-26 ◆<印尼>アストラ株主、新コンソーシアム結成か 【ジャカルタ】タバコ王のプトラ・サンポエルナ氏はPTアストラ・インターナショナルの持ち株の一部をサリム・グループとバンク・ダナモン・グループに売却するとともに、スハルト大統領の側近ボブ・ハッサン氏に代表されるPTヌサントラ・アンペラ・バクティ(ヌサンバ)と協調する姿勢を見せていることから、アストラ株主の新コンソーシアムが形成されるのではないかと予想されている。 当地アナリストによると、旧株主と新株主の相違は、これまでの株主は主にアストラ創設者ウィリアム・スルヤジャヤ一族の債権者で、概してアストラの経営にはタッチせず、経営陣の自由裁量に委ねる姿勢を採っていたが、新株主はよりアグレッシブで、経営にも積極的に干渉するものと予想される。しかし現在コンソーシアム結成のイニシアチブをとっているサンポエルナ氏(水曜までの時点で約22%の権益掌握)とボブ・ハッサン氏にはそれほど時間の余裕が無く、仮に早期に相互の利害の調整がつかいないなら、その指揮棒を他に譲り渡すことになると指摘する向きも有る。現在アストラの10%の権益を握るプラヨゴ・パングスト氏が同コンソーシアムに加わるか否かは明らかでないが、同氏はその持ち株を手放し、チャンドラ・アスリ・ペトロケミカル・コンプレックスの経営に精力を傾注する可能性も有ると言う。(ST,BT:10/25)