1996-10-29 ◆<星>ATM市場、向こう12ヶ月間に数倍に拡大 【シンガポール】シンガポールのATM(非同期転送モード)市場は向こう12ヶ月間に5-10倍に拡大、2年内にはごく当たり前のものになると言う。 米国拠点Fore Systemsのマイケル・グリーン社長は、ATMの世界的な普及で同社の売上は昨年の1億600万米ドルから10億米ドル台に拡大すると期待、市場調査会社InStartも1998年の世界市場規模は数十億米ドルに達すると予想している。フォーのスティブン・ヤング副社長(アジア太平洋地域担当)によると、シンガポールに限ってもATM市場は1年内に5-10倍、その翌年も10倍に拡大、数億ドル規模に達するはずである。銀行/金融業界はもちろん、ホテルはその客室にATMを据付、ゲストにビデオ・オン・デマンド(VOD)サービスを提供、病院はインターネットを通じたリアルタイムのX線投射やCATスキャンにより遠隔治療や手術を行うようになる。既にシンガポール・ジェネラル・ホスピタルはATMの導入を進めている。フォーは目下ボーイング777ジェット旅客機へのワイアレスATMの据付を請け負っており、これにより航空会社は飛行中に搭乗者にVOD/ゲーム/ウェブ・サーフィン/Eメール・サービスを提供できる。シンガポール・ワン・プロジェクトの試験台を提供しているフォーはシンガポール及び日本のATM市場の90%を掌握、世界的にも3分の2のシェアを握っている。同社の営業額は92年3月期の年商の200万米ドルから93年の1200万米ドル、94年の3900万米ドル、95年の1億600万米ドル、そして96年の2億3500万米ドルと急速な拡大を遂げてきた。ナスダック登録の同社はまた過去15ヶ月間に10億米ドル以上を投じて4企業を買収したが、向こう12ヶ月間には更に多くの企業を買収、必要な技術の確保を図ると言う。(BT:10/28)