1996-11-02 ◆<馬>日本電信電話、MSCにOCN売り込み 【東京】日本電信電話(NTT)はマレーシアのマルチ・メディア・スーパー・コリドーに研究開発(R&D)センターを設ける条件として、NTTが開発したオープン・コンピューター・ネットワーク(OCN)を採用するようマレーシア政府に求めている。 NTT東京本社のスポークスマン、オーミチ・ヒデキ氏がBT紙に語ったところによれば、OCNはルータを用い電話とコンピューター双方の交信を可能にする、比較的低コストな、しかもデーター交換効率が極めて高い方式で、日本では大垣と藤沢の試験施設が、この12月に正式に稼働する。今年2月にNTTのR&Dセンターを訪れた際にOCNシステムを紹介されたマハティール首相は、NTTにネットワーク領域でマレーシアと協力を組むよう求めた。しかしマレーシアはまだOCNの採用を決めておらず、NTTもR&DセンターをMSCに設ける方針を決定していないと言う。 一方、マレーシアのH.M.カティブ日本駐在大使によると、NTTはMSC内における情報/通信事業の広範な自由を認めたマレーシアのサイバー・ローに関心を抱いており、そのことも同社がマレーシアをOCNの試験台にしようと考える理由の1つと見られると言う。(BT:11/1)