1996-11-13 ◆<星>サウンド・ソフト技術をComdexに出展 【シンガポール】米国コロラド拠点のCD-ROMインクは来週ラスベガスで開幕するComdexコンピュータ・ショーのシンガポール・パビリオンにサウンド・カードを用いずにパソコン(PC)にステレオ・サウンド効果を発揮させるソフトウェアを展示する。 CD-ROMインク(シンガポール)のフィリップ・テオ重役(MD)によると、同氏がシンガポールに設立した企業フィリップ・テオ社はシンガポール・パビリオンに新技術のソフト・オーディオの他、テオ氏が開発したロー・コスト携帯データ通信機器等を展示する。米国、シンガポール、インドネシアの少なからぬ企業がソフト・オーディオに関心を表明、11月18日に開幕するComdex会場でテオ氏及びCD-ROMインクのロジャー・ハッチソン社長とフォローアップの交渉を行う。マルチメディアPCに音響効果を発揮させるサウンド・ファイルの処理には、これまでサウンド・カードが用いられてきたが、ソフト・オーディオはCDーROMドライブの既存回路を用いて同処理を行う。これによりサウンド・カードは不要になり、マルチメディアPCの導入がより安価で、容易なものとなる。テオ氏としてはできればシンガポール企業に同技術を提供することを望んでいるが、最終的には入札により一番札を入れたもの、もしくは最初に700万米ドルの値をつけたものに全権利を譲り渡す計画という。しかしアナリストは最新のCD-ROMドライブには必要とされる回路設計が存在せぬことから、新技術の効果は若干割り引きして見る必要があると指摘している。(BT:11/12)