1996-11-29 ◆<星>台湾企業、中国企業と合弁で新海運会社設立 【シンガポール】台湾最大の穀物輸入会社でバラ積み貨物船による海運業務を手がけるファー・イースタン・サイロ・アンド・シッピング・コーポレーション(FESCC)は今年末までに中国本土の複数のパートナーと合弁でシンガポールに新たな海運会社を設立する計画だ。 FESSC幹部によると、中国側パートナーにはウーハン(武漢)アイアン・アンド・スチールCo(WISC)、チャイナ・チャンジアン(長江)ジェネラル・シッピングCo、ニンポー(寧波)ポート・オーソリティーが含まれる。 新会社の当初資本金は900万米ドルで、FESSCとオーストラリアから鉄鉱石を輸入しているWISCがそれぞれ3分の1を出資する。取締役会の会長にはWISC代表が就任、FESCCのパン・リンユン副GMが新会社のGMを務める。当初は中古船を購入するが、徐々にパナマクス級のバラ積み貨物船を装備、WISCの年間輸入鉱石の6分の1に相当する125万~150万トンの鉄鉱石の輸送を引き受ける。新会社はシンガポールで登録され、シンガポール乃至は台北に本社を設ける。営業拠点は寧波に、中継拠点は上海に設けられ、武漢が最終目的地となる。 バルクキャリア6隻(台湾籍パナマクス4隻/シンガポール籍2隻各7140トン)から成る船団を有するFESCCは海運業務をシンガポールに移転し、公認海運会社(AIS)のステータスを取得することを検討中とされるが、貿易開発局(TDB)筋によるとまだ正式な申請はなされていないと言う。(BT:11/28)