1996-12-03 ◆<星>全島に複数のメガ地下施設を建設 【シンガポール】シンガポール当局はケントリッジ・パークの丘陵にギー・アン・シティーが丸ごと収まるような地下洞を設け、研究施設やオフィスを収容する計画だ。同計画が実行されれば、そのコストは数億ドルにのぼり、域内最大の地下施設となる。 初歩的調査で既に同地がこの種の地下施設の建設に適していることが明らかになっており、当局は最近関係地質調査の入札を募集した。ST紙によれば、南洋理工大学(NTU)と公共事業局(PWD)が共同で設立したジェオテクニカル・リサーチ・センター(GRC)が目下、3年計画でシンガポール西南部のいわゆるジュロン・フォーメーションと称される地域の地勢調査を進めており、同調査は1998年10月に完了する。同調査では石油貯蔵施設、発電所、汚水処理施設等を収容する地下洞建設の技術やコストが検討されており、マウント・フェーバー、パシル・パンジャン、セントサ、ケントリッジ地区が地下施設の建設に適していることが確認されたと言う。GRCはこれ以前にブキティマ・グラニット・フォーメーションの調査を既に完了しており、ジュロン地区は第2期調査に当たる。地下施設はシンガポールのような小面積の国には理想的で、省エネや安全性の面でも優れている。加えて掘り出された土砂を売却すれば、建設費の少なからぬ部分も回収できると言う。(ST:12/2)