1995-03-15 ◆<馬>新欧州/極東サービスでクラン港に恩恵 【クアラルンプル】主要国際海運会社4社の欧州-極東サービスが近くスタートすることから、クラン港が恩恵を受ける見通しだ。 ネドゥロイド・ラインズ(NLL)マレーシアSdn BhdのポールG.ジャコブセン重役(GM)によると、マレーシアン・インターナショナル・シッピング・コーポレーション(MISC)、NLL、ミツイOSKラインズ(MOL)、アメリカン・プレジデント・ラインズ(APL)により組織されたグローバル・アライアンスは欧州-極東航路の中継港としてクラン港を選択した。コンソーシアムは3450~4700TEU(20フィート・コンテナ換算単位)の17隻の船舶(NOL9隻、NLL6隻、MISC1隻、NLL/MISC1隻)を同航路に投入、クラン港をハブとして、今週からサービスを開始する。クラン港にはウィークリー(火/金)のダイレクト・コールが行われる。APLはMOLから輸送船のスペースを借り入れる予定だが、同社が欧州-極東航路に乗り入れるのは今回初めてのこと。同サービスはクラン港を積み替え基地として販促するマレーシア政府の政策に基づき更に拡充される見通しだ。 コンソーシアムはシンガポールを経由した欧州航路サービスも手掛け、マレーシアから出荷された貨物はシンガポールに送られ同サービスの提供も受けられる。ループ・ワン(ロッテルダム-ハンブルグ-サウサンプトンールアーブル-シンガポールー香港-神戸-名古屋-清水-東京-香港-シンガポール-ロッテルダム)には4100~4700TEUの8隻が投入され、56日で1往復する。ループ・ツー(サウサンプトン-ルアーブ-Bermerhaven-ロッテルダム-Damietta-ジッダ-ポート・クラン-シンガポール-香港-高雄-香港-シンガポール-ポート・クラン-ジッダ-サウサンプトン)には3450~4100TEUの9隻が投入される。ペナンからの貨物は250TEUのフィーダー船“アンダ”によりクラン港かシンガポールに転送される。ハップセン・シップ社により運航される同フィーダー船は、火曜にクラン港に入港する母船に連絡できるよう、日曜にペナン、月曜にクラン港に寄港する。(MBT:3/13)