1996-12-10 ◆<星>アジアにデータ・ウェアハウジングの潮流 【シンガポール】データ・ウェアハウジングの波がアジア大平洋地域に波及しつつある。 米国でデータ・ウェアハウジング会社2社を共同設立し、1973年のゼロックス・スター・ワークステーションの設計に参加した経歴も有するラルフ・キンボール氏によると、データ・ウェハウジングはまだ揺籃期に有り、大部分の企業は小規模なパイロット・プロジェクトを手がけているに過ぎない。データ・ウェアハウジング投資の収益を事前に見積もるのは困難だが、一旦始動すればその効果と利益の大きさは容易に理解できる。この種の投資は一般に50万米ドル前後だが、現状では少なからぬ企業が観望姿勢を採っている。しかし先行企業がデータ・ウェアハウジング投資から莫大な利益を上げるなら、多くの企業がこれに追随するものと見られる。 これまでに30社のデータ・ウェアハウジングの構築を支援、先週当地でビジネスマン300人を前に講演したキンボール氏は、スタートに当たってはパイロット・プロジェクトへの小額投資にとどめ、コミュニケート不能な複数のデータ・ウェアハウスを抱え込むリスクを回避するようアドバイスした。(BT:12/9)