1996-12-10 ◆<星>ディスク・アレイ市場が急成長 【シンガポール】インターネット/イントラネットの普及で大容量の記憶装置の需要が増す中で、ディスク・アレイ市場が急成長を遂げている。 市場調査会社IDCによれば、ディスク・アレイの世界市場規模はオープン・システムだけで、今年は126億米ドル台に達し、年率20%前後の成長を見ている。アジア大平洋地域は控えめに見ても世界市場の20-25%のシェアを占め、しかも35~40%の急成長を遂げている。シンガポール市場に関する数字はないが、業界筋は域内市場の30~35%のシェアを占めると予想する。 IDCによると、ディスク・アレイの中でも最も急速な成長を遂げているのは、RAID(リダンダント・アレイズ・オブ・インディペンデント・ディスクス)。RAIDは個々のディスクが相互作用し合うだけでなく、複数のディスクが機能不能に陥っても他のディスクがシームレスにこれを補完する。RAIDでは1ディスクが他の9ディスクをバックアップできるため、システムの信頼性が大幅に高まる。これに対してこの種のバックアップ機能を有せぬものは、JBOD(ジャスト・ア・バッチ・オブ・ディスクス)と呼ばれている。 アジア大平洋地域のRAID市場は50億米ドルと見積もられ、年率25%の成長を見ている。また2000年には92%のユニックス・サブシステムがRAIDを搭載し、市場規模は85億米ドルに達する見通しだ。目下クラリオン(データ・ジェネラルの1部門)、EMC、HDS、シンビオウサスロジック、ディジタル・ストーリッジ・ワークス、コナー・パリファラルズ、ヒューレット・パッカード等が同市場のシェアを争っている。(BT:12/9)