1995-03-16 ◆<馬>首相、対英関係修復に期待表明 【ロンドン】マハティール首相は13日、英国各界の代表を前に過去を水に流して強力な両国関係を再構築するよう訴えた。 マハティール首相は英国ゼネラル・エレクトリック・カンパニー(GEC)のロード・プライアー会長主催の歓迎晩餐会の席上、「マレーシアはかつて英国の植民地であったが、マレーシア人は英国に対して何等恨みを抱いていない。実際我々は英国から多くのものを得、英国に大きな借りがある」と語り、満場の喝采を受けた。首相は更に「マレーシアはサンデー・タイムズの報道を巡り、英国企業に対して厳しい報復措置を採ったが、1匹の蚊に悩まされたために蚊帳を焼くようなことはしない」と英国マスコミを揶揄した。この日の歓迎宴にはマレーシアとの関係が紛糾した際サンデー・タイムズの編集長を解雇したメディア王ルーパート・マードク氏の姿も見られた。マハティール首相はコペンハーゲンにおける社会開発に関するサミットに出席後、英国に立ち寄ったもので、15日には首相の発案で設けられたケンブリッジ大学のマレーシアン・コモンウェールス・スタディーズ・センターの創設式典を主宰した。(ST,LZ:3/15)