1996-12-20 ◆<星>石油精製業界、域内の設備過剰懸念 【シンガポール】シンガポールの石油精製業界は今年は妥当なレベルの収益を達成したものの、来年は設備過剰に伴うマージンの縮小を懸念している。 しかし某製油所の幹部は、「域内の新設備は既に稼働しており、来年新たに追加される製造能力はそれほど大きくないため、市況が顕著に悪化する恐れはない」としている。 韓国当局は同国の精製能力拡大は内需拡大に対応したものと説明しているが、冬季は別にして、夏期には30%の過剰が生じ、シンガポール業界はその影響を受けそうだ。しかし石油製品の供給を北部の大連に依存する中国が、南部の需要急増に応じるため輸入を拡大すれば、韓国の設備能力の過剰は容易に解消すると言う。(BT:12・19)