1997-01-07 ◆<星>IPC、米・豪子会社の権益売却 【シンガポール】シンガポールの地場コンピュータ会社IPCは、不振な海外事業を縮小整理する狙いから、米国IPCテクノロジーズ・インク(IPCT)とオーストラリアのIPCコーポレーション(オーストラリア)Pty Ltd(IPCA)の権益を売却する。 先月末発表されたところによれば、IPCはIPCTの1640万米ドルの負債を優先転換社債に変えるとともに、2000万米ドルの銀行ローンを引き受ける。これを受けて米国企業GVAアクウィジション・コープがIPCTの増資後の株式資本の81%に相当する普通株4263株を1株1米セントで買収するとともに、別途1000万米ドルを注入、転換社債を引き受ける。これに伴いIPCのIPCT持ち株比率は19%に縮小する。IPCTの既存の経営陣にもIPCTの最大30%の普通株買収の機会が提供される。 一方、IPCはIPCAの額面1Aドルの全持ち株2365万株を、米国の上場投資会社アジア・メディア・コミュニケーションズ(AMC)傘下のAMCインターナショナル・ホールディングズLtd(AIH:バージン諸島籍)に、1Aドルで売却する。IPCは同時にIPCAの2500万米ドルの負債を引き受け、これに対してAIHは1株2米ドルでAMCの株式にも転換できる償還可能なAIH転換社債2500万米ドル相当をIPCに対して発行する。(ST:1/1)