1997-01-07 ◆<泰>今年はガラス市場の競争白熱化 【バンコク】国内における製造能力の拡大と関税引き下げに伴う輸入品の流入で今年はタイ・ガラス市場の競争が熾烈化する見通しだ。 タイ旭硝子によると、目下の国内製造能力は33万9000トンだが、サイアム・ガーディアンの18万6000トンとタイ旭硝子の18万2500トンの製造能力が追加される。これに対して国内需要は昨年の34万6500トンから今年の36万4500に拡大が見込まれるに過ぎない。加えて輸入関税がASEAN域外の製品の場合40%から30%に、域内製品の場合は20%から15%に引き下げられる。インドネシアでは、主にアサヒマスとムリア・グラスの設備拡張で、余剰製品の輸出が拡大される見通しだ。昨年初7ヶ月にタイが輸入した4万355トンのガラスの約半数がインドネシア製品で占められていた。タイ旭硝子によればタイは昨年7万トン、13億バーツのガラスを輸入、これらの輸入品は国内取引量の18-20%を占めた。問題は輸入品価格で、取り分けインドネシア産のそれが国産品価格を下回っている言う。(BD:1/6)