1997-01-10 ◆<星>高島屋、損失半減、来年は利益予想 【シンガポール】シンガポール最大の百貨店高島屋は昨年の損失を1600万Sドルに半減させることに成功、来年は300万Sドルの純益を見込んでいる。 高島屋シンガポールのウエノ店長(MD)が8日ST紙に語ったところによれば、昨年の売上は3億2800万Sドルと、目標とした5%を上回る8%の成長を実現、このことが損失の大幅縮小につながった。今年はなお多少の損失が見込まれているが、来年黒字に転換できれば、当初の目標を2年繰り上げて達成することになる。昨年損失を大幅にカットできた他の原因としては、ほぼ全面的な売場の改装を通じて顧客の需要に応じたこと、減価償却率の縮小、優秀な場内売店業者を増員し、効率の向上と営業コストの削減を図ったことが挙げられる。 場内売店業者の売上は一昨年の8600万Sドル(総営業額の28%)から昨年の1億3000万Sドルに拡大、高島屋の営業額3億2800万Sドルに40%貢献した。高島屋自体の売上は1億9800万Sドルだった。また高島屋の売場面積2万2000平米の内、場内売店業者の売場が1万800平米(1994年5000平米23%/1995年7500平米34%)を占めた。今後場内売店業者の売場面積は全体の56%、1万2400平米まで拡大される予定だ。こうした戦略に伴い高島屋の雇用総数も1993年の700人から430人に削減され、高島屋はその強みとする領域に力を集中できると言う。(ST:1/9)