1997-01-11 ◆<星>各社、MMX装備PC準備でスクランブル 【シンガポール】主要コンピューター・メーカーはインテルの新マルチメディア・プロセッサーMMXを搭載したPC(パソコン)を市場に投入するため目下準備に余念がない。これらメーカーの幹部はBT紙の電話インタビューに向こう数ヶ月間に新機種を売り出すと語ったが、デルは既に準備を完了、1週間以内に市場に投入すると言う。 デル・コンピューター・コープ・アジア・パシフィック・グループのフィリップ・ケリー社長によると、MMXチップを装備したデル・オプティプレックスGxi及びGsは現在売り出し中で、ラティチュード・シリーズのノートブックPCにもMMXチップの導入を準備している。MMXチップを用いた同社製デスクトップPCの市販価格は1925~2350米ドルと言う。 一方、東芝はMMXチップと世界最大のTFTカラー・スクリーンを装備した世界最高速のノートブックPCと銘打った新製品を9日当地で発表した。IBM、AST、エイサー、コンパック、ヒューレット・パッカード、ディジタル、パッカード・ベルNEC、そして地元のIPC等は目下準備中と言う。 インテルはデスクトップ用とモービルPC用の、それぞれ2種類のMMXチップを供給しており、デスクトップ用166MHzの相手先商標製造業者(OEM)向け価格は1ユニット407米ドル、200MHzは550米ドル、モービルPC用は150MHzが443米ドル、166MHzが550米ドル(いずれも1000ユニット単位)となっている。業界アナリストやシムリム・スクウェアのPCショップらはクリスマス・シーズ直後にMMXチップが市場に投入されたことから、従来のペンティアム・チップを搭載したPCの大幅値下がりを予想している。(BT:1/10)