1997-01-28 ◆<星>ディジタル、IT代行ビジネス40%拡大 【シンガポール】ディジタル・イクウィップメント・コーポレーションのアウトソーシング・ビジネスは、情報技術(IT)労働者やITインフラの不足と、急速に進む技術環境の変化に助けられ、昨年は40%増の7億5000万米ドルを記録、今年も同レベルの成長が見込まれている。 ディジタルの経営管理サービス(OMS)担当副社長ティモシー・リースマン氏によると、電気は必需品だが、誰も発電所を経営しないのと同様、ITのハードウェアーやソフトウェアーのアップグレードはディジタルが引き受けるため、企業はこうした問題に悩む必要がなくなる。またIT業務を社外に委ねることにより、IT支出の見積もりや管理も容易になる。年間250億米ドルと見積もられるITアウトソーシング市場の合わせて35%のシェアを握るIBMとエレクトロニク・データ・システムズ(EDS)は、企業のIT業務を丸ごと代行しているが、ディジタルはクライアント・サーバー業務に照準を合わせている。 ディジタルが500万Sドルを投じてシンガポールに設けたディジタル・アジア・パシフィック・ヘルプ・デスクのオープニング(1/22)の席上、リースマン氏が語ったところによれば、インターネット/テレコミュニケーションがターゲットとされる。インターネット・コンテント・プロバイダーやインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)はデータベースや交換業務をディジタルに委ねることができる。ディジタルはシンガポールと香港及びアジアの他の2カ所にインターネット交換局を設ける計画で、目下準備を進めている。マレーシアのビナリアン社は同社ヘルプ・デスクの主要顧客の1社と言う。(BT:1/27)