1997-02-04 ◆<星>昨年第4四半期の事業活動指数に改善の兆し 【シンガポール】ビジネス・タイムズとシンガポール国立大学(NUS)センター・フォー・ビジネス・リサーチ&デベロプメント(CBRD)が共同発表した事業活動指数調査報告によれば、シンガポールの昨年第4四半期の事業活動は依然弱含みだが、ビジネス情緒には多少改善が見られ、今年上半期に市況が回復する微かな兆しも生じている。 調査に回答した企業のほぼ50%が、昨年第4四半期の売上が前年同期を下回ったと回答、また60%が利益の下降を報告した。同期の調査結果はこれまでの調査同様、売上/新規受注/利益の下降を報告する企業のパーセンテージの上昇とビジネスの大幅拡大を報告する企業が減少する傾向を示した。例えば売り上げの下降を報告したものは前年同期の13%、昨年第3四半期の25%から34%に拡大した。対照的に25%以上の売り上げ増を報告したものは、前年同期の19%から7%に縮小している。 しかしながら向こう6ヶ月のビジネス見通しに悲観的なものは第3四半期の調査の際の26%から10%に縮小、先行き見通しには多少改善が見られた。 1997年のビジネスに対する最大の懸念材料はコストの上昇で、競争過熱がこれに続いた。 全ての調査項目にわたり小企業の指数が大企業に劣り、売上と新規受注に関しては地元企業が外国企業より良好だが、先行きに悲観的見通しを抱くものは地元企業に多い。業種別では金融/ビジネス・サービス部門が建設部門に替わり、スター・パフォーマスを示している。(BT:2/3)