1995-03-21 ◆<星>トムソン/タマセクにVSATライセンス 【シンガポール】シンガポール電信局(TAS)は、トムソン・テレビジョン・シンガポールPte Ltd及びタマセク・ポリテクニックに衛星通信用超小型地上アンテナVSAT(ベリー・スモール・アパーチャ・ターミナル)の使用を認めた。 VSATは小型ルーフ・トップ・パラボラ・アンテナを通じて独自の衛星通信(音声/FAX/データ)ネットワークを構築するのを可能にするもので、通信インフラの完備していない国(地域)等との交信に便利な他、多国籍企業は国際専用回線の通信料を半減できる。TASは昨年11月に企業内や特定顧客に対する付加価値通信サービス用に同アンテナの利用を認めると発表したが、不特定多数の公衆向けサービスは認めていない。トムソン社とタマセクは同ファシリティーの使用を申請した10社中の2社で、少なくとも別に13社がVSATネットワーク構築に強い関心を示している。しかし、これら申請者の中には認可に時間がかかり過ぎるとの不満も生じている。ネックとなっているのは、通信相手先当局の認可を得ることで、有る者はTASは相手先の認可如何に関わらず、それ自身のライセンスを発行すべきだと語るが、TASは相手国のデリケートな内部事情に関わるためそうも行かないとしている。中国やインド、パキスタンでこの種の認可を得るには相当な忍耐を要し、特にパキスタン当局は電話や書面による問い合わせにも全く反応しないと言う。今回ライセンスを取得したトムソンはバタム島との交信に、タマセクは研究用にVSATを使用すると言う。(ST,BT:3/20)