1997-02-13 ◆<馬>移動電話市場に新たな合理化の動き? 【クアラルンプル】マレーシアン・ビジネス・タイムズ紙が12日報じたところによれば、テレコム業界に新たな合理化措置を待望する空気が生じている。 某セル式電話会社の最高経営者(CEO)は「1年前なら業界に問題の解決を委ねるべきだと言ったろうが、今になって見ると、各社は皆ピンチに立たされ、何らかの方策が講じられねばならないと感じているように思う。しかし一体何ができるのか、PCN3社とGSM2社を統合する以外に道はなさそうだが、そんなことが実現するとは思えない」と嘆息した。政府が昨年合理化計画を放棄した時、テレコム・マレーシアBhd(TMB)のモハド・サイド重役(CEO)は「弱小プレーヤーは自然淘汰される他ない」と語ったが、そうしたことが生じる兆候も見られない。 テレコム業界に通じたコンサルタント、Dr.Kurt Svcurla氏は、「こんな多くのライセンスを発行したのが、そもそも間違いだった」と指摘する。同氏によれば、移動電話会社はネットワーク構築に1社当たり少なくとも15億Mドルを投じなければならないが、人口2000万足らずのマレーシアに8つのネットワークを設けるのは明らかに過剰である。エンド・ユーザーに優良なサービスを提供し、健全な競争環境を醸成するにはGSM1社とPCN2社だけで十分足りる。しかし固定式電話ビジネスに関しては健全な競争環境を確保するために2社乃至3社が必要と言う。(MBT:2/12)