1995-03-21 ◆<星>テレコム、欧州市場開拓を本格化 【シンガポール】シンガポール・テレコムは欧州市場への一層の投資拡大を目指している。 シンガポール・テレコム・インターナショナル(STI)のチア・チュンウェイ重役(VP/MD)によれば、欧州連合(EU)が98年にはその通信市場を開放する見通しのため、同社は様々な国において第2移動体通信/電話サービス会社となることを目指している。同社の海外投資の4分3を占める欧州市場は、アジアのいずれの国よりも遥かに高額な投資収益が期待でき、昨年はスウェーデンのケーブルTV会社Stjarn TVの100%権益を1億2400万Sドルで買収することを提案した。同国では地方/全国/国際レベルの3種類のライセンスの取得が可能で、11社が応募している。同社は既ににノルウェーとスウェーデンに投資しているが、目下フィンランドとデンマークへの進出に本腰を入れており、またドイツ、フランス、スペイン、イタリア、ベルギーにおける機会も探っている。欧州では第2キャリアーは自前の通信網を構築せねばならないが、現地合弁方式によりこの方面の困難は部分的に解決できる。STIは現在英国ヨークシャー・ケーブル・グループ(S$2.24億)に45%、ケンブリッジ・ケーブル(S$4930万)に41.25%、ノルウェーのネットコムGSM(S$7500万)に16.7%、それぞれ出資している。(BT:3/20)