1997-02-14 ◆<星>大手電子会社、移動電話ビジネスに復帰 【シンガポール】少なからぬ大手消費用電子会社が移動電話市場に復帰しつつある。 昨年フィリップス・コンシュマー・コミュニケーションズを組織したオランダの消費用電子会社フィリップスは12日、ボイス・デジタル機能を追加した超軽量の携帯電話スパークを発表した。同製品は通話相手の氏名や社名とともに10桁までの電話番号を記憶、自動車の運転中でもユーザーはハンドルから手を離さずに相手の名前を言うだけでダイヤルできる。スパークはこれ以前からシンガポールで860Sドルで市販されてきたが、60Sドル余分に支払うだけで、新機能を追加できる。フィリップスのサイモン・ルーパー重役(GM)によると、同社は現在移動電話市場では僅かなシェアを占めているに過ぎないが、新製品の投入を通じて2000年までにトップ3入りを目指すと言う。 現在同市場ではモトローラ、エリクソン、ノキアが支配的だが、最近はNECもGSM用ハンド・セットを市場に投入、捲土重来を狙っている。同社はこれまでアナログのETACS/AMPS対応製品のみを販売してきた。またドイツのHagenukも地元企業IPCをディストリビューターに指名する一方、第2移動電話会社モービルワンの試験サービスに参加、意欲的に市場開拓に取り組んでいる。(ST,BT:2/13)