1997-03-04 ◆<馬>工業開発局、欧州ハイテク企業への投資激励 【クアラルンプル】先端的技術や広範な市場網を有する欧州企業はマレーシア企業にとって理想的な投資対象と言う。 マレーシア工業開発局(MIDA)のJ.ジェガテサン副局長(DDG)が先週金曜に催された国連貿易開発会議(UNCTAD)の“アジアの対欧州連合(EU)直接投資”に関する報告書を巡る記者会の席上語ったところによると、企業買収はハイテクを手に入れる近道で、独自に技術を開発するのに比べ目標達成の時間と労力を大幅に削減できる。DRB-Hicomグループの英国ロータスの買収やマレーシア政府が計画する航空機メーカー、フォッカーの買収はその例である。 また食品、木製品、ゴム等、資源ベースの工業領域における特殊な能力を有するマレーシア企業は欧州企業の市場ネットワークに投資すべきだと言う。 マレーシアのEUに対する直接投資は1990-92年の4億7800万米ドルから1993-95年の19億米ドルに急増した。 しかしマレーシアの直接投資の40%はアジアに集中している。1985年以来、マレーシアの直接投資の20%以上が日本に、ほぼ20%が台湾に集中、シンガポールへの直接投資の比率は7%にとどまった。EUのシェアは16%で、フランスと英国への投資が対EU投資の2分の1以上を占めている。 業種別に見るとマレーシアの直接投資の70%は金融/保険/不動産/ビジネス・サービス領域に向けられ、製造業の比率は7%にとどまっている。(MBT:3/1)