1997-03-08 ◆<星>アズテック、一連の新製品で苦境打開目指す 【シンガポール】セスダック登録のマルチ・メディア企業アズテック・システムズは昨年は業績悪化と著作権訴訟敗訴で痛手を受けたが、一連の新製品の発表でこうした苦境打開を図る構えだ。 マイケル・マン社長によれば、新製品の1つデスクトップ・フォト・デベロッパーは同社の今年の売上の10%に貢献するものと見られる。デジタル・フォト・デベロッパー(DPD)は新たな潮流を成す製品領域で、米国や日本のOEM(相手先商標製造業者)顧客は同社製品に強い関心を示している。 また56Kbps(キロビット毎秒)の高速モデムとオーディオ・テレフォニー・カードは今年3~12月の間に少なくとも100万ユニットの出荷が見込める。新モデムは既存のものに比べ2倍の速度でデータをダウンロードできる。またオーディオ・テレフォニー・カードはモデムとサウンド・カードの機能を兼ね備え、ユーザーのより複雑な需要に応じることができる。 アズテックはこの他、16倍速のCDーROMドライブ、ビデオ・コンファランシング・アプリケーション等を来週ドイツのハノーバーで催されるCebitコンピューター・ショーに出展する。 アズテックが看板としてきたサウンド・カードの売上は今や一桁成長時代に入ったが、マン氏はこれらの新製品により、10~15%の売上の伸びを維持することに自信を表明している。(BT:3/7)