1997-03-10 ◆<馬>KL警察本部がヤハヤ氏のヘリ事故捜査担当 【クアラルンプル】マレーシア警察クアラルンプル本部のトップ捜査チームがヤハヤ・アハマドDRB-Hicomグループ会長夫妻のヘリコプター墜落事故事件の調査に乗り出した。 ラヒム・ノール調査部長が8日記者会見したところによれば、同部長自身が選抜した重大犯罪担当者を含む捜査チームは徹底した調査を行い、如何なる犯罪の痕跡も見逃さない。またチームは犯罪だけでなく、事故につながったと見られる人為的ミスや不注意、技術的欠陥についても調査する。 警察本部が調査に乗り出した理由は、事故現場を調査したヘリコプター製造元のエンジニアから様々な疑点が報告されたためである。先ず第1の疑点は2枚の回転翼の1枚が空中で折れ、脱落したことで、同エンジニアによれば、スチール以上の耐久性と強度を備えた複合素材製回転翼が空中で脱落することは有り得ないことと言う。もう1つの疑点はヘリが一旦9000フィート上昇し、1万フィートに達した後、急降下したこと。 調査結果は2週間以内に政府に提出される。ヘリ製造元のAgustaに対する何らかの法的措置を採るか否かは、調査報告を待って政府により決定される。 事故現場から300メートルの地点で発見されたヤハヤ氏の2つの鞄には衣服、携帯電話、弾丸1箱、現金5万Mドル以上が収められていた。弾丸はヤハヤ氏の護身用ピストルの予備と見られる。(ST:3/9)