1997-03-12 ◆<泰>海綿鉄製造計画、天然ガス供給価格が鍵に 【バンコク】工業省がタイ石油公団(PTT)との天然ガス供給価格に関する交渉に乗り出したことから、国内初の海綿鉄製造計画の実現性が高まっている。 インドの海綿鉄メーカー、Ispat Industriesの代表団は10日、タイ工業省に対して天然ガスの供給価格を一層引き下げるよう求めた。会議後記者会見したコーン・ダバランシ副首相兼工業相によると、同相はPTT幹部と、同問題を協議する。海綿鉄の製造原料として天然ガスを用いるのは最良の技術とされるが、もし天然ガス価格がハイレベルなら、国際競争に勝てない。同相はPTTに対して電力局(EGAT)への供給価格を下回る価格で、天然ガスを海綿鉄事業に供給することが可能か否かを質す方針だ。Ispatはタイ・ユニオン・スチールと60:40の合弁を組み、75億バーツを投じて、年産140万トンの製造施設を設けることを計画、既に投資局(BOI)の奨励措置も認められている。(BD:3/11)