1997-03-13 ◆<星>クウォルコム、アジアに製造拠点物色 【シンガポール】米系通信機器メーカーのQualcomm Incはアジア大平洋地域のセル式電話機の需要に応じるため、製造拠点を物色中で、シンガポールの他、タイ、中国、インドを候補地として検討している。 クウォルコムのジェームズ・パースン東南アジア担当取締役が11日語ったところによれば、昨年2600万米ドルを投じて拡張したサンディエゴ工場の製造能力は月間30万ユニット。現在月間20万ユニットを製造しているが、製造能力が限界に達するのは時間の問題である。シンガポールは独自市場を持たないが、税制優遇措置が魅力で、目下経済開発局(EDB)とこの点を協議している。最終決定は今年末までに下される。 CDMA(コード・ディビジョン・マルチプル・アクセス)セル式電話技術の発明者でもある同社は、少なくともシンガポールの製造会社1社と委託生産契約を結ぶ予定だ。これまでに同社は22社にCDMAベースの携帯電話機の製造を委託している。CDMAのユーザー処理能力はGSMの4倍で、ハンドセットの音質やバッテリーの寿命も、GSMに勝っていると言う。(ST,BT:3/12)