1997-03-13 ◆<星>業界、今年はIT支出拡大準備 【シンガポール】シンガポール企業の過半数が今年は昨年以上の情報技術(IT)支出を予定しており、これらのもののIT予算の増加率は10%を超えている。 シンガポール・コンピューター産業連盟(SFCI)と国立シンガポール大学(NUS)センター・フォー・ビジネス・リサーチ&デベロプメント(CBRD)が共同で実施した“1997年シンガポールITユーザー調査”によれば、昨年のIT支出の年間予算に占める比率は3%と、10年前の1%以下から大幅に拡大した。調査された323社の6割が10万Sドル以上を支出、また300万Sドル以上を支出したものの比率は11%と、一昨年の5.8%から大幅に増加した。特に金融/銀行業界のIT支出は総予算の6~7%に達し、欧米におけるのと同様な傾向が生じている。 今年、昨年以上のIT支出を予定するものは全体の51%を占め、これらのものの6割が10%以上の支出拡大を予定、同数値は前年の調査結果を上回っている。業種別に見ると、電気通信/ホテル・レストランがIT支出の拡大に最も積極的で、公共部門/金融業/建築業がこれに続いている。しかしながら小売業界ではIT予算拡大を予定する業者の数が、前年の数字を下回った。 21世紀を迎えるに際してコンピューター・システム上に生じる年号処理上の問題に関しては8割が懸念を表明、33%が社内で解決、64%が社外に支援を求めるとしている。(BT,LZ:3/12)