1997-03-19 ◆<星>グラクソ、エイズ薬の製造開始 【シンガポール】医薬品会社グラクソ・ウェルカムはシンガポールにおけるB型肝炎やエイズの治療薬Epivir(または3TC)の活性成分の製造を開始、1998年半ばまでには大量生産に乗り出す計画だ。 グラクソ・ウェルカムのケン・ウィンドル取締役(アジア大平洋地域担当)によると、トゥアスに同社が合計7億5000万Sドルを投じて設けた3プラントは、それぞれ異なる役割を担っている。 先ず2億4000万Sドルの工場は抗潰瘍薬ZANTAC活性成分の塩酸ラニチジンを生産、コンピューターライズされた2億5000万Sドルのハイテク・マルチパーパス・プラント(MPP)は、複数の製品の製造を交互に手がけることができ、吐き気の化学治療薬Zofran、偏頭痛薬Imigran、喘息治療薬Serevent、そして最新のEpivirと、4種類の薬品を目下製造している。また1998年半ばの稼働を目処に8000万Sドルを投じて建設中の新工場では各種の新製品の小規模生産が手がけられ、当面先ずスプレー式鼻薬Flixonase及び喘息薬Flixotideが製造される。 MPPと建設中の新工場では、小規模に関わらず、高収益を上げられる製品が生産される。これによりシンガポール工場ではその製造品目を柔軟に転換でき、また大量生産にも応じられると言う。(BT:3/18)