1997-03-26 ◆<印度>リライアンス、石化クラッカー試運転開始 【Mumbai】リライアンス・インダストリーズ(RIL)がSurat近郊、Haziraに建設したマルチ・フィード石油化学クラッカーは、プロジェクトが最初に公表されて10年近くを経た今、やっと試運転にこぎつけた。 RILが24日発表したところによると、同クラッカーが今月稼働したのに伴い同社ハジラ工場は、マザー・クラッカーから石油化学中間製品施設、そして下流部門のポリマー製品施設を擁する名実ともに総合的な石油化学コンプレックスとなった。クラッカーはエチレン75万トンとポリエチレン36万5000トンを含む、年間220万トンの各種製品を製造する。 米国のストーン&ウェブスターの技術協力を得て完成した同クラッカーの投資額は1万クローと、インドにおける民間投資としては過去最大で、またナフサ・クラッカーとしてもアジア最大。 これによりRILの製造能力は現在の160万トンから600万トンに400%アップする。またポリマー、ポリエステル、ファブリック・ビジネスは低コストで安定した原料供給が保証される。RILは国内エチレン市場の55%のシェアを握れるものと見ている。同クラッカーは原料としてナフサ、NGL(ナチュラル・ガス・リキッド)、その他の石油原料を使用できる。(IE:3/25)