1995-03-25 ◆<馬>ワー・タット・バンク、依然バイヤー物色 【クアラルンプル】既に上場企業や金融機関から少なからぬ引き合いが寄せられているにも関わらずワー・タット・バンク(WTB)の支配権益を握るチュー一族は依然同行のバイヤーを物色している模様だ。 サラワク州シブ拠点のWTBの主要株主は未だ権益売却の意図を公にしていないが、既にガデ(M)Bhd、イークランBhd、バンク・オブ・コマース、アラブ・マレーシアン・マーチャント・バンク等との交渉が持たれた模様だ。同行の70%の権益はチュー一族が所有、残りの30%は各方面に幅広い人脈を有するさるブミプトラが所有している。消息筋によれば、希望価格は5億Mドル前後で、バイヤーは中央銀行や外国投資委員会の認可を得ると同時に、チュー一族により指名された著名なコンサルタントと先ず交渉を持たねばならないと言う。アナリストによると、政府が新たな商業銀行ライセンスを発行する意思がないことから、如何なる銀行にしろその身売り価格にはプレミアムがつく。この他、WTB自体12支店を有する他、傘下のチューギョクリン・ファイナンスも全国に12支店を擁し、更に銀行3支店、金融会社2支店を新規オープンする認可も得ている。昨年末時点の同グループ資産は6億3600万Mドル、内4億4400万ドルは顧客預金、6500万Mドルは株式資本と言う。(STAR:3/24)